投資系のアプリやツールはたくさんありますが、使えるものからあまり使えないものまで様々。
無料で投資情報をしっかり調べられるツールがわからない
moomooアプリって何ができるの?
そんな人に向けて、今回は全世界で2,100万以上の投資家が支持しているダウンロード無料の投資アプリ”moomoo”(moomoo証券のアプリ)について、実際に投資に活用している株タヌが解説します。
moomooを使うと、アプリ1つで「相場動向の把握&簡単な銘柄分析」ができるため、情報収集のためにたくさんのサイトを回る必要がなくなります。
情報収集をしっかりして、投資の精度を高めましょう
記事の前半ではmoomooアプリを使った「相場動向の把握方法」について、後半では「米国株の銘柄分析」について説明しています。
また最後にQ&A形式でよくある疑問についても補足しているので、ぜひ最後まで読んで、実際の投資に役立ててください。
moomoo証券- 米株24時間取引・株価・投資情報
Moomoo Technologies Inc.無料posted withアプリーチ
使い方①相場動向を把握する
ではmoomoo証券アプリの実際の画面を見てみましょう。
まずは「相場の動向」をつかむために見ておきたいページから。
世界の株式市場の動きをさっとチェック可能。国や地域による強弱がよくわかりますね。
原油や金などのコモディティ、為替、国債の金利も簡単に見られるのがうれしい
特に米国債金利は株式市場に与える影響が大きく、動向を気にした方が良いのですが、意外に調べるのが面倒だったりします。
その点、moomooアプリだと開いてすぐ見られるので、ストレスなく重要な情報が得られて便利です。
日本株の相場については、上昇率と下落率の分布や業種別のヒートマップが見られます。
これなら、自分の投資戦略をより精緻に練ることも可能ですね。
米国株の相場についても、同じように上昇率と下落率の分布や業種別のヒートマップを簡単にチェックできます。
使い方②米国株を分析する
大まかな相場の動向をつかめたら、次は実際に米国株を見てみましょう。
ETFと個別株で見られる情報が少し違います。
まずはETFから。
moomoo証券アプリでETFを分析
ETFの基本的な情報から、業界分布も。
最初の1画面だけでも、
- ETFの運用資産
- 52週高&52週安
- 上場高&上場安
- 配当利回り
- 株価チャート(移動平均線アリ)
と投資判断を左右する情報がしっかり。
業界分布では、
- 特定のセクターに偏っていないか?
- 金融危機に弱い業種が多くないか?
といったことをチェックしたいですね。
ETFの構成銘柄や、運用資産の推移もチェックしよう
- 保有している個別株と重複しすぎていないか?
- 運用資産は増加傾向にあるか?
など考えたいですね。
管理手数料や配当頻度、配当の推移も見られます。
ETFは配当額が毎回違うことが多いため比較がやや面倒ですが、年単位で配当が増えているのかはチェックしたいところです。
moomoo証券アプリで個別株を分析
続いて米国の個別株を見ていきましょう。
米国高配当株として人気のABBVを例にとってみます。
ETFと同じく、最初の1画面でかなりの情報量です。
テクニカル指標を分析した結果の「弱気~強気」も見られます。
株タヌはテクニカル指標はあまり参考にしないけど、情報の1つとしておもしろいね
アナリスト評価や、売上の構成もチェック可能。
「ABBVはヒュミラ主体」とよく情報サイトで見ますが、実際に円グラフで見ることで直感的に理解できるようになりますね。
簡単な財務分析もmoomooアプリでできます。
EPSや営業収入(≒売上)が伸びているかは大事なポイントだね
営業利益や、CFO(営業キャッシュフロー)も、「本業で稼ぐ力がちゃんと伸びているか」を確認するために見ておきましょう。
企業概要やセクターももちろん説明があります。
あとは配当推移を見て
- 配当月はいつか
- 増配傾向か
- 減配歴はないか
は見ておきましょう。
米国株の情報は探しにくいことが多いけど、アプリ1つでこれだけ見れるとかなり時間の節約ができるね
moomoo証券アプリについてのQ&A
- Qmoomooアプリは無料?
- A
無料で情報取得、ツールの利用ができます
- QPCでも使える?
- A
PCでもスマホでも使えます(株タヌは両方使用)
- Qデメリットはないの?
- A
特に思いつかないものの、しいて挙げれば容量が373MB(2024/3/11時点)と少々スペースをとることぐらいでしょうか
- Qどうやったら使える?
- A
アプリをダウンロードして、アカウントを作ったらすぐ使えます
- Qアカウントを作るのは面倒じゃないの?
- A
メールアドレスの登録だけでOKなので、簡単かつスグできます
- Q日本株の銘柄分析に使うのはどう?
- A
簡単な情報収集には便利。詳細な分析には「マネックスの銘柄スカウター」を使うなど、使い分けがおすすめ
- Qmoomooアプリだけで銘柄分析はOK?
- A
”銘柄分析の入り口”として考えるぐらいがちょうどよいでしょう。実際の投資判断をする時は、より長期のデータを見たり、企業のIRページなどもしっかりチェックを
- Q相場動向や米国株分析以外の使い道は?
- A
たくさんあります
例えば以下の画像のように
といったことが可能
- Q口座開設は必要?
- A
口座開設しなくても情報収集やツールの利用はできます。ただしお得なキャンペーンをやっていたり、口座開設することで四季報を無料で見られるメリットなどもあるため、気になる人は口座を作っておいても損はないでしょう
moomoo証券- 米株24時間取引・株価・投資情報
Moomoo Technologies Inc.無料posted withアプリーチ
まとめ
今回はダウンロード無料の投資アプリ”moomoo”(moomoo証券のアプリ)について解説してきました。
「本当に使える情報」が盛りだくさんのアプリだよ
私が特に気に入っている点は
- アカウントがメールアドレスだけで作れる
- 情報を集めるのが大変な米国株について調べるのに重宝
- 米国債金利を簡単にチェックできる
という3つ。
moomoo証券アプリを使うようになってからは、
- 米国株の配当推移を調べたり
- 米国債金利を調べたり
- ETFの構成銘柄を調べたり
するのに、いちいち複数のサイトを見て回る必要がなくなりました。
情報収集にかかる時間を短縮できれば、より多くの投資銘柄について調べたり、私生活のための時間を増やしたりすることができます。
使えるツールは活用して、投資も生活も豊かにしていきたいですね。